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7月11日
連続冒険活劇 680の大冒険 1回目
むかし、むかし、Jornada村に、仲のいい820と680の兄弟が住んでいました。
ある時、二人が山へしばかりに出かけると、680が倒れ込んで
しまいました。そうです、標準バッテリ9時間の680のバッテリが
底をついてしまったのです。
弟思いの820は、自分のバッテリを680へ分けてあげたのでした。
さすが、標準バッテリ13.5時間のお兄チャンです。
二人が山から帰る途中。今度は、急にお兄チャンが苦しみはじめました。
大きなファイルをPocketWordで編集していたためです。さすがの
レスポンスを誇る、お兄チャンもこれではタマリません。
兄思いの680は、PocketWordより、はるかに高速に動くフリーソフトの
エディタをお兄チャンに渡そうとしました。
「お兄チャン これ使って」
「680。ううう。ダメなんだ」
「ダメて、お兄チャン。兄弟どうし、同じソフトを動かしても問題ない
じゃないか。ましてや、フリーソフトだよ」
「実は、お前のソフトは俺では動かないんだ」
「えー・・・・・・・・・・」
そうだったんです。680と820は、兄弟の様に育てられていましたが、
実は、まったく血がつながってなかったです。
幸いな事に、820はファイルを分割する事により事無きを得ました。
しかし、本当の兄弟では無いと知ってしまった680は、
「お兄チャン。今までありがとう。僕、本当の兄弟を探しに旅に出るよ。」
「弟よーーーー」
こうして、680の兄弟探しの旅が始まるのでした。つづく。
※当日誌は、技術的根拠が無い事が多く含まれています。
7月17日
連続冒険活劇 680の大冒険 2回目
JORNADA村から、本当の兄弟を探すために旅に出た680が
あてもなく、さまよっていると城が見えてきた。
近づくにつれ、その城は古ぼけて、老朽化していたが、
今まで見た事がない程、大きな城であった。
城のこれまた大きな門をくぐると、城壁の方から呼び止められた。
「オイ!!」
680が見上げると、680の数百倍は大きな青いコンピュータ
が立っていた。
「このドチビ何物だ」
「えーと、僕はJORNADA村からやってきた680といいます。
兄弟を探しに旅をしているのです。」
「お前の様なドチビの兄弟なんて、この汎用機国にはいない。
とっとと出で行け。」
出てゆけと言われても、あてのない680は素直に聞くわけに
いかないのであった。
「本当に、この国には僕の兄弟はいないのですか。せめて、
探させてください。」
すると大きなコンピュータの仲間が城からぞろぞろ出てきた。
「JORNADA村なんて聞いたことがない。ましてや汎用機国以外に
国などあろうはずがない。」
「こいつは野蛮なヤツに違いない!!」
さすが、中華思想がはびこり、未だに中央集権国家の汎用機国である。
「こんなヤツ叩きつぶせ。!!」
と物騒な雰囲気になってきた。
この、騒ぎを静める様に、長老とおぼしき古めかしいコンーピュータが現れた。
「ENIACじいさんどうする。コイツ」
「・・・・・・・・・・」
「叩きつぶしてしまいましょうか」
「・・・・・・・・・・」
ENIACじいさんは、レスポンスに難があった。
ENIACじいさんの煮えきらない態度に我慢しきれなくなった、
大きなコンピュータ数十台が680を取り囲み、今にでも攻撃してきそうになった。
680も戦うしかない。先制攻撃だ。
「こんなコンパクトなマシンでブラインドタッチができるヨービーム」 ビビビビー
効かない。さすが汎用機、カードパンチから歴史がある入力デバイス関連の
攻撃は効かないのであった。
「TCP/IP、POP3オープンシステムキック」
このオープンシステムキックは効いた。大きなコンピュータがひるんだすきに、
囲いを抜け出し城壁の方へ全力で走った。
しかし、大きなコンピュータたちは、以外にもスピードが早く、すぐに追いつかれてしまった。
「このドチビめ、これでも食らえ
 100万件トランザクション処理パンチ」
この攻撃に、680は気を失いそうになった。
680ピンチ!!。城壁の前で大勢のコンピュータに囲まれ、
気を失いかけてる680。この危機を逃れる事ができるので
あろうか。次回を待て。
7月24日
連続冒険活劇 680の大冒険 3回目
汎用機国で、大きなコンピュータに攻撃を受けて、気を失いかけてる680。
そこエーーーー、。
「この、ドチビ。とどめだ!!
銀行の勘定系システムは、ほとんど汎用機でやってるんだぜチョ・・」
あーまりにも長い攻撃名が幸いした。攻撃名を告げ終わる直前に
背にしている城壁の壁が開き680が引きずりこまれたのであった。
「おいしっかりしろ ドチビ!!」
680が気が付くと、古臭いデスクトップコンピュータに抱えられていた。
「ここは・・・・・。君は・・・・・・・」
「秘密の通路さ。俺は I〇M5150。ATて呼んでくれ。
さあ早く。やつらが追ってくる、早くこの通路を抜けるんだ!!」
こうして、680はATの言われるまま通路を走った。
すると、大きな川が目に前にあらわれた。どうやら、城の外に
抜け出した様だ。
「AT君。どうして僕を助けてくれたの」
「いづれわかるさ。
それに、助かったとは限らないゼ。この川を渡らないと」
「え、デモ AT君。僕は兄弟を・・・・」
680が言うのをさえぎる様にATが言った。
「おまえの、兄弟はこの国にはいない。
とにかく、この川を渡らないと、あのドデカイヤツらが追ってくる。」
「わかった。でどうやって渡るの?」
「そこにあるLAN橋を使うんだ。」
「えー僕、渡れないよ」
そうなのである。LANカードを購入していない680には、LAN橋が
渡れないのであった。
「おまえ、今時  LANカードも持っていないのか。しかたないなー、
ハイこれ10万円でいいよ。これで命が助かるんだぜ
ATが680へLANカードを手渡した。
「10万円もするの。普通1万円以下だよー」
納得できないが、このLANカードを使うしかない680は、
しぶしぶ払うのであった。
「毎度あり。
それと、兄弟を探しているなら東へ行け。
お前見たいなのが、いっぱい居るはずだ」
「ありがとう。AT君は、渡らないの?」
「俺は、無理なんだ。」
ATが自分の足元を指さしながら言った。
見ると、端末制御装置の線らしき物が、ATの足元から城へと伸びていた。
「それじゃな。橋をわたったら、決して振り返るんじゃないゼ。
とにかく東を目指すんだ」と言うとATは来た通路を戻って行った。
LANカードを購入した680は、無事LAN橋を渡りきった。
ATが言っていた様に振り返らず東の方向へ向かった。
しかし、丘の上に立った時、ちょっと疑問がよぎった。
振り返ると、ちょうど城の中庭が見えた。
すると、どういうわけか、ATと攻撃してきた大きなコンピュータが
仲良くビールジョッキ片手に飲んでいった。
「だまされたのかな・・・・・」
さすが、I〇M。商売上手なのであった。
世の中の厳しさを思い知った680は東へ向かって歩き出した。
今度は決して振り返らずに。・・・・つづく。
7月31日
連続冒険活劇 680の大冒険 4回目
汎用機国から、東へ向かった680であったが、
いけども、いけども何も見えてこない。
そろ、そろ充電しないとヤバイ状況なのである。
町につけば、喫茶店とかファーストフードの店に入り、コンセントの
ある席でコッソリ充電できるのだが・・・・。
さらに歩くと、一面花に覆われた野原にでてきた。
すると、遠くの方で花を積む、680みたいな筐体をした
女の子たちがいた。
そこまで、歩いて行くのにバッテリが持ちそうもない。
「オーイ。そこの娘たちー」
680に気付いた、一人の娘が近づいて来た。
「どうしました。」
見ると、妙にフリフリの服を着た。とってもカワイイ女の子だった。
「すみません。バッテリが切れそうなのです。
助けて下さい。」
「私の、単三乾電池じゃダメかしら?」
「ゴメンナサイ。コンセントのある所へ・・・・・・・」
すると、女の子は仲間を呼んで680を抱えて、町の集会場へ
連れてってくれた。
「フー。助かった、ありがとう。僕、680です。
JORNADA村から兄弟を探しに旅をしている途中なのです。」
「私、ポケ子です。ここは、『お気軽メール村』です。
本当にダイジョウブですか?
しばらくゆっくりしていって下さい。」

680もポケ子のカワイさにひかれて、しばらくこの村でゆっくりして
いこーと思った。
お気軽メール村では、680は大人気であった。
「わー大きい。キャピ。
JORNADA村ではチビで通っていた680は、とっても気分が
いいのであった。
「私、メールでたくさんお返事をしなければいけないの。680さん
手伝ってくださる?ルンルン。
「大変、680さん。メールで添付ファイルがきちゃった。読んでんでくださる?」
と、680に近づく娘があとをたたないのであった。
でも、680はポケ子が気になってしかたがなかった。
その日も、680は町の娘のリクエストに色々と答えて、夕方くらいに寝床に
している集会場に戻ってきた。
すると、ノックがする。
「はーい。」
680がドアーを開けると憧れのポケ子が立っていた。
「こんにちは。
エート。キャピ。1時間後、私の家で夕食でもどうですか?
それに、集会場の床ではゆっくりお休みになれないでしょ?
今日は、私の家にお泊りになって下さい。ルンルン

「エー・・・・・・・。もちろん!!」
オイオイ。ポケ子。ちょっとだいたん過ぎないか?
それに、680。なにが「もちろん」だ!!。これは、680の冒険活劇だぞー、
恋愛物語じゃないつーの。
連載4回目にして、もはや主人公は作者の手を離れ勝手なことを
しだしてしまった。
この後どうなるのか・・・・。作者も しーらない。            つづく。
8月7日
連続冒険活劇 680の大冒険 5回目
お気軽メール村で、大人気の680。
なんと、憧れのポケ子から夕食と夜のお誘いを受けてしまった。
約束の時間まで、まだ1時間ある。
この間680は、目一杯、オシャレをするのであった。
まず、バックライトを最大限にし、暗闇でも目立つ様にする。
そして、自慢のJORNADAのロゴをだす。
「フフフ・・。WIndowsCEの中でも、ここまで見栄えのするのは、僕だけ。」
と鏡の中の680は微笑むのであった。
すっかり、お気軽メール村で勘違いしてしまった様である。
さあ時間だ。
いそいそとポケ子の家の前まで来て、ドアをノックする。
「はーい」
「680です。」
ドアが開けられると、ポケ子が立っていた。
「エー。どなたですか?」
「どなたって、ポケ子さん。1時間程前に食事に誘ってくださった
じゃないですか?」
「えー。キャピ。覚えてない。」
なんてこった。ポケ子は少ないユーザメモリのため、不用な記憶を
削除していた際に、誤って680の記憶を消してしまったのである。
「そんなーヒドイじゃないですかー」
理由がわからない680は、いつまでもごねるのであった。
そこへ、お気軽メール村の男どもがやってきた。
「どうしたんだ。ポケ子」
「プラス男さん。変な人が家に入れろってひつこいのー」
「ナニ。こいつやっちまえ!!」
あっというまに、男どもに囲まれ攻撃を受けてしまった。
「コイツ。くやしかったら、携帯、PHSインタフェース標準で装備
してみろ!!ボコボコ

10円メールもできんのか。オラオラ
オイどうした680。戦うんだ!!。お前の方が値段が高いんだぞ。
しかし、680は無抵抗だった。
「もう、そのへんでヤメテ。」
ポケ子の言葉で、男どもは攻撃をやめた。
「とっとと村から出てゆけ!!」
680は立ちあがり、ポケ子の方を見た。
「さよなら。」
しかし、ポケ子から返事はなかった。
トボトボと村をあとにする680であった。
「しかし、なんでポケ子さんは、あんな事したんだろ。」
謎は説けない様だが、女の恐さを少しは思い知っただろう。
ちょっと調子に乗っていた680にはイイ社会勉強だ。
兄弟を探し見つけるまで、おまえに安息の地はない。
戦え680−−−−−                つづく。
8月15日
連続冒険活劇 680の大冒険 6回目
お気軽メール村から、とぼとぼ東に向かって歩いていた、
680であったが、さびれた町にたどり着いた。
町といっても人っ子一人出会わないのである。
「オーイ誰かいませんかー」
たまりかね、680が叫んでみたが返事がない。
「おかしいなー、誰もいない様だなー」
充電する必要があるため、1件のバーに入ってみた。
「こんにちは。」
「はーい。なんの様かね。」
人が居るとは思われなかったが、奥から大きな老人がでてきた。
「680といいます。充電をさせてもらえないでしょうか?」
「ああ、いいよ。 そこのを使いなさい。」
老人が指さした方のコンセントから充電をはじめながら、680
が尋ねた。
「この町には人がいないのですか?」
「町どころか、このミニコン国の人間、みんな逃げ出してしまった。
なんせ、長い間戦乱が続いているからね。
あんたも、命が欲しいなら早くこの国をでなさい。」
「はい。わかりました。」
充電を終えた680が立ちあがり、礼を言い店を出ようとすると、
「待ちなさい。この国を抜け出すには、
この、VT80エミュレータが必要だ。なんせ、DECnet対応だからね。
18万円じゃ。」
VT80エミュレータやDECnetなんて聞いた事がない、ましてや18万円
は高すぎる躊躇する680であった。
「いや。いいです。」
「何をいってるんじゃー。このDEC族のVAXの言う事が信じられない
のかー」
今までの雰囲気とは違って老人が激しく怒りだした。
それでも、680は買う気にはなれなかった。
すると、
「ははっはは。VAXじいさん、そいつは、引っかからないぜ。」
何処にいたのか、店のすみの方で飲んでいた、大きな中年の
コンピュータが言った。
「おれは、K。
VAXじいさんも、おれも昔はこの国でチョットは有名だったんだぜ。
特にDEC族なんか10年前は、理工系女子学生就職したいNO.1
だったんだ。
しかし、あいつらのせいで今じゃ、こうやって旅人に物を売って暮ら
してるてわけさ。」
橋田寿賀子風にやけに説明調のセリフ回しである。
「はー。そうですか。大変ですねー。」
<あいつら>て誰だろうと680は思ったが、これ以上関わりたく
ないため、気の無い返事をするのであった。
くやしがる、VAXじいさんを横に、Kはしゃべりつづけた。
「この国を無事抜け出すんなら、これだよ。K端末エミュレータ。
10万円でイイよ。インストール費用は別途だけどね。
それに、この親指シフトのOASYSキーボートがあれば完璧さ。
もう、いい加減にしてくれという気持の680であった。
「僕、間に合ってますから、失礼します。」
「おーい・・・・・イーサーネット・TCP/IP対応もあるん・・・・」
Kが呼びとめるのを振り払う様に店をでた。
680、少しは大人に成った様だ。しかし、この国、一癖も二癖も
あるヤツがいる。果たして、680身ぐるみ剥がされず抜け出す事
ができるのであろーか。
次回、至上最強のコンピュータの登場である。      つづく。
8月22日
連続冒険活劇 680の大冒険 7回目
ミニコン国のさびれた町で、妙な物を売りつけられそうになった680
であったが、町ハズレまで来たとき、
「・・・・オープンシステムブーメラン」
背後から、攻撃を告げる声がかすかに聞こえたと思った瞬間680の
肩に激痛が走った。
「う・・・・ん・・」
余りの痛みにうずくまる680であった。
すると、背後から馬のヒヅメの音がスゴイ勢いでせまってきた。
「隊長。肩をかすめています。ネライ通りです。」
「捕らえろ!!」
680が見上げると10騎程の騎馬隊に囲まれていた。
そのうち、一人が馬を降り、680へ近づいて来たとき、
「TCP/IP、POP3オープンシステムキック」
680の攻撃だ。ところが、全然効かない。効くどころか、
「はっはっははは」
「こいつ、まさか このSun族にオープンシステム攻撃をしかけるとは、
はっはっははは・・・・。」
おいおい680。オープンシステム先駆者のSunに、この攻撃は通じないぞ。
よーしこうなったら新兵器だ!! 680いけー。
「大容量48M CFカード メガトンパンチ!!」ドカーン。
「今度は、48Mだって、ガハッハッハ。
それも大容量だってよ・・・。はっはっは・・・」
ダメージどころか、500Mを超えるメモリーを搭載する騎馬隊は笑いを
こらえるのに必死であった。
「早く捕らえろ! 敵の者かも知れぬぞ!!」
隊長の命令により、先ほどの兵士が680の肩に手をやった、その時
「隊長ー。前方に敵です。それも、大軍でーす。」
見ると数キロのところに、何百という騎馬隊がこちらに迫って来ている。
「ナニ!。本隊に知らせるぞ。」
「隊長。コイツはどうしましょうか?」
「ほっとけ、急げ! 行くぞ。」
すると、680を囲んでいた騎馬隊は、ものすごいスピードで来た方向に
走り去って行った。
「なんってこった・・・・・」
680、助かったのであるが、それよりも攻撃が全く効かなかった事が
ショックなのであった。
しかし、680落ち込んでいる暇はないぞー。
今度は、何百という騎馬隊が迫っているんだ。
このミニンコン国では、お前の攻撃は効かない。とにかく逃げるんだー。 つづく
12月12日
連続冒険活劇 680の大冒険 8回目
JORNADA村から、兄弟を探す旅をしている680であったが、
ミニコン国で、Sun族と戦ったがまったく歯が立たない!!
ショックのままうずくまる680の背後にSun族の敵と思われる、
何百の騎馬隊が迫っている。
680ピンチ!! 早く逃げるんだ!!
と、作者が応援する間もなく2騎の騎馬がせまって来た。
「アッツ!」
680が声を上げた瞬間に、騎馬の戦士に両肩を持ち上げられ、
騎馬隊の中へ引きづられて行った。
「隊長。この者です。」
「ウン。見たところSun族の者ではないな。」
「僕は、680です・・・JORNADA村から兄弟を探すため、旅をしている者です・・」
もはや、戦う事も逃げる事もできない680であった。
JORNADA村,・・・・・・、顔を見せて見ろ!!」
680が顔をあげた。
「もしかして、お前の母親は620でないか?」
「ハイ。そうですが・・・」
「ガハッハッハ、そうか、そうか・・・・・」
いきなり、隊長が満面の笑みを浮かべ、
「皆の者!! 聞け!! この者は我々と同様HP族であるぞ!!」
なんと、この手の冒険話しは都合良くできているもので、
680最大の危機と思われたが、捕らえられた先はなんと、母方の
親戚であるHP族であったのだ。
Sun族に攻撃された傷の手当てを受けながら、HP族の騎馬隊と
共に過ごす680であった。
「隊長、なぜSun族と戦うんですか?」
「うん。それはな、もし戦わねばこちらがやられてしまう。
戦いを望んでいるわけでは無いんだ。」
680に説明する隊長であった。
「それに、680。バブル崩壊で日本の経済は冷え込み、昔みたいに
UNIXサーバだからって簡単に売れないんだ。この中で生き残るのは
顧客データ・・・・・・」
680にはよくわからない話しだったので、さえぎる様に680が言った。
「そんな事よりも、隊長。僕にSun族と互角に戦える様に攻撃技を教えて下さい。」
「いいぞ。まず、わしにお前の攻撃をしてみろ。」
とまどいながら、680が攻撃をしかけた。
「TCP/IP、POP3オープンシステムキック」
「ははっはは・・・。そんな攻撃じゃダメだな。」
「もっと、お前らしい攻撃をしかけないと、やつらには通じないぞ。」
「自分らしい攻撃・・・・・・よーし」
「大容量48M CFカード メガトンパンチ!!」
「だめだな。もっと自分の特徴をアピールするんだ。」
「よーし、では・・・」
680が身構え精一杯の声を張り上げた!!
「個人情報携帯端末でブラインドタッチができ、リモコン代わりにもなるんだよカカト落とし!!」ブーン
「うーん カシオペアユーザから文句が出そうだが、いいぞ! その調子だ!」
てな、感じで技を鍛錬する680であった。
傷も癒え、攻撃技に自信を取り戻した680がある時、
「隊長、そろそろ僕・・・・。兄弟探しの旅に戻ります・・」
「わしたちといっしょにSun族と戦う気持にはなれないのか・・」
「そんな、企業間の戦いには巻き込まれたくないです。僕はやっぱり個人をターゲット
としたコンピュータなんです・・。だから・・・」

「わかった。お前はお前の道を歩むがいい。」
せっかくの親戚との出会いをたちきり、心身ともリフレッシュした680は
兄弟探しの旅に戻るのであった。
次回、摩訶不思議な国に紛れ込んでしまった680〜。お楽しみに。
1月17日
連続冒険活劇 680の大冒険 9回目
偶然にも親戚であるHP族に助けられ、ミニコン国を抜け出した680であった。
兄弟を探すために、旅をしているのだが一向に手がかりがみつからない。
しかし、東にその手がかりがある事を信じてひたすら歩くのである。
すると、ポップ調の色彩で彩られた屋根が立ち並ぶ、町が見えてきた。
「派手な町並みだなー」
と思う680であったが、ジョルナダ村では紫色した筐体をもつチョット異色で
あった680には期待が湧いて来るのである。
町の入り口で、デザイナー風に見えるイチゴ色、薄い黄色、薄い紫色の
身体の中が少し透けて見えるオールインワン型のコンピュータがおしゃべりを
しているのを見かけた。
「こんにちは。えーと ここはどこですか?」
問いかけると3台のコンピュータが振り向き、680の顔を見ると、どういう
わけか又、3台で話しだした。
聞こえなかったのかと思いもう一度大きな声で聞くのである。
「すみません。ここはどこですか?」
今度は、明らかに聞こえているはずだが680の方を見ることもなくおしゃ
べりを続けるのであった。
「なんだこいつら。まあ失礼な人ていうのはどこの町にもいるもんだ、
ついてなかっただけ、違う人に聞こーと。」
気を取りなおす680であった。
しばらく行くと、OL風の薄い青色、青りんご色したコンピュータがおしゃべり
をしていた。
「すみません。ここはどこですか?」
同じであった。
680の顔を見ると無視されてしまうのである。
「ヒドイ人達だなー。それとも、僕の顔に何かついているのかなー」
窓越しに自分の顔を見るのであるが、いつもの様に、Windows CEのデスクトップ
が出ているし、ディスプレイの輝度も問題ない。
とにかく、充電させてもらって早く町を出ようと考えた。
しかし、行けども尋ねれそうなコンピュータに出あわなかった。
「おーい。」
「おーい。」
まさか、その声が自分に向けられていると思わなかったが、ひつこく声がする。
振り返ると。
この町で見かけた人とは違い、ディスプレイ・フロッピが別売りの様で
筐体には付いていない初老のコンピュータが声を掛けてきた。
「見かけぬコンピュータだな。旅人だろー。」
「はい。兄弟を探すために旅をしている者です・・・。
 680といいます。ここは、なんという町ですか。
 みんな教えてくれなくて・・・・・・」
「そうか、悪かったネ。ここは、アップル国じゃ。
 みんな悪気はないんだよ。
 ただ、お前さんみたいなWindows顔のやつには、どうしてもそんな態度
 をとっちゃうんだよ。
 おっと、わしは『アップルU』とでも呼んでくれ。」

Windowsがなぜ悪いのか不思議に思ったが、親切に話してくれる、
アップルUに悪い様な気がして聞けなかった。
「アップルUさん。充電したいのですが・・・・」
「うーん。実はわしの家は、焼けちゃってなー。わしも焼きだされたのだが、
チョット修理すれば、このとおり元気になったというわけさ。
その当時は、奇跡だとかいって話題になったもんなんだー・・・・」

なぜか、思いでを語り出すのであった。
「そうかそうか、充電だったな。わしの知りあいの所へ行こう。」
そう言われ、アップリUの後をついて行くのであった。
変な国に来てしまった680。果たして無事充電をして抜け出す事ができる
のであろうか、まだまだ何かありそうなアップル国。次回をお楽しみに。
200年2月5日
連続冒険活劇 680の大冒険 10回目
アップル国で充電に迫られた680は、親切なAplleUといっしょに充電が
できる場所を求めて歩くのであった。

AplleUの後をついてゆくと、やがて町ハズレの古ぼけた一軒家の
前に来た。
「ここだ。」
AplleUが指差した。
「スリー!」ドンドン。と呼びかけても応答が無い。
「しょうがない、ヤツだなー」と言いながらAplleUがドアを開けると、
暗い部屋の中で、1台のコンピュータが椅子に座っているのが見えた。
「昼間から飲んでいるのか!」
「ウィ。あ〜。兄貴か・・・」
「すまんが、電源を貸してくれないか。旅人が困っているんだ」
「フーン。兄貴はいいよなー。どうせ俺なんか・・・・」
といいながら住人は酒をあおるのであった。
「すまんなー。コイツではだめな様だ。次へ行こう。」
次へ向かう途中で、680が思いっきり聞いてみた。
「さっきの人は、弟さんですか?」
「うんそうだ。AplleVていうんだが・・・・。どーも俺をネタンでいる様でな
世間からも見放されてしまっているんだ。」
次はここだ。
「リサ!」ドンドン。と呼びかけると中から派手なオバチャンが出てきた。
「あらー叔父さん。こんにちは。」
「すまんが、電源を貸してくれないか。旅人が困っているんだ。」
「えー。叔父さんが私に頼みごと?。珍しいわね。
まあそのぐらいしないと叔父さんも割に合わないわね。
でも、今、出かけるところなの。オホホホ・・・。」
と、一方的にしゃべりたおしたあとドアが閉められた。
「すまないねー。
姪のLisaと言うんだが・・・。プライドばかり高くて。」
二人は無言で理由もなく出合った場所へ向かって歩き出した。
すると、前方にネズミの様なものが、電柱の影から影へと動いたのが
見えた。
「ニュートン」
AppleUが呼びかけ近づいて行くと
「ひゃー。ごめんなさい。すみません。道を歩いていててごめんなさい。
生まれてきてごめんなさい。」
「いやいやそうじゃないんだ。ニュートン
すまんが、電源を貸してくれないか。旅人が困っているんだ」
「えー。ごめんなさい。僕のせいで・・・
コンセントなら電柱の上の方にあるんで、もし使えなかったごめんなさい。
さよーならー」
と、又ネズミの様に道の隅っこから隅っこを素早く動きながら去っていった。
ニュートンはかなり自虐的な性格な様だ。
「おー。そうか そうか。680ここのを使いなさい。」
といって、電柱に設置されてコンセントを指差した。
「ハイ。ありがとうございます。」
680が充電を始めた。
すると、最初に出合った、身体が透けている派手な色のコンピュータ
が沢山集まってきた。
680の顔をじーと見ているのだが、その目線は冷たく、陰険なムードが
漂っていた。
「AppleUさん。いくらあんたの知りあいでもMS-Windows顔のヤツに
この町の電源を使わすなんてゆるさないゼ!」
一人の青リンゴ色したコンピュータが言った。回りのコンピュータも
同調する様にうなずくのである。
「何を言っているんだ。この子は困っているんだぞー」
「困っているのはそいつの勝手さー。MS-Windowsの連中に助けて
もらえばいいんだ。
みんなー。コイツをこの町から追いだすぞ!!
と言うと十数台のコンピュータが充電中の680を囲み、無理やり
コンセントから引き離そうとした。
680〜。おとなしく言うことを聞くんだ。
なんせ、Macファンはパワーユーザが多くて、作者も立場が悪くなるんだ。
抑えてくれー。頼むー。
と作者の訴えを聞いていないのか、680が攻撃名を告げるのであった!!
「昔のEXCELはロータスより人気がなかったけど、Macファンに支持された
おかげで、広まって行っただよー有効ビーム」
ビーーー
おーおーなんて素晴らしい攻撃なんだ。
攻撃を受けたコンピュータたちは、たちまち柔和な顔に変化したいった。
「いやー悪かったねー。そうだったんだー。充電していってよ。」
夢中で攻撃をしかけた680であったが、あまりの効き目にあっけにとられる
のであった。
しかし、いつまた追いだされるかわからないため、いそいで充電を切り上げ町
を出ようとした。
「皆さん。ありがとうございました。AppleUさんありがとう。」
「ウン。いいから早くいきなさい。」
AppleUも680と同様に不安を感じているのか、せかす様に言うのである。
「680さん。もっとゆっくりして行きなよ。家に泊まっていってもいいからさー。」
さっき、追い出そうとしたコンピュータに言われたが、逃げる様に町はずれへ
向かった。
AppleUへ満足に礼を言えなかった事、みんなに嫌われている事、すっきり
しない680であったが、兄弟探しの旅は終っていない。
そう言い聞かせ、また、東へと続く道を進むのである。

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